勉強は社会人になってから始めた方がトク!忙しい大人の勉強法!

英語を書けるようになりたいなら英語を書くしかない!

文章を書くというのはとても難しいものです。生まれたときから日本語を話していても、文章にすると思うように意味が伝わらない、という経験をされたことがないでしょうか。日本語は小学校に入ったときから書いているのに、それでも難しいのですから、外国語ではなおさらです。「ネイティブのように英語を書けるようになる」のはほとんど不可能といえるでしょう。

しかし、書くことにはメリットがあります。現代はSNSやウェブサイトを介して外国の人ともやりとりができる時代です。ごく簡単な短い文でも、書ければ世界が広がるでしょう。「発音は苦手だから書く方を頑張りたい」という方もいらっしゃるはずです。面と向かっての会話では、発音を気にして思うように話せないでしょう。ゆっくり考える余裕もありません。書くのであれば、時間をかけて辞書を引いたり検索したりもできます。少なくともその時点での最善を尽くせます。

英語を書く勉強としておすすめなのが、英語日記と添削サイトです。英語日記の方は、誰かに見せる必要もありません。間違っていてもかまいませんので、ノートを1冊用意して気楽に始めましょう。3年日記、5年日記を使えば、より成長過程がわかります。なぜ間違っていても良いのでしょうか? 英語日記の目的は、直接的に英語の文章力を上げることにないからです。むしろ自分のアンテナを英語に向け続けることにあります。

英語で日記を書こうとすれば、ささいなことでつまずくでしょう。書く時点でも悩みますし、書いたことは頭に残ります。特に正しいかどうか自信の持てない部分は、ずっと引っかかり続けるでしょう。そしてたまたま洋書やニュース記事で似た文章を見たときに、はっとするはずです。書いた文章が正しかったにせよ間違っていたにせよ、続けることで徐々に正しい知識が増えていきます。

英語日記で簡単な文が書けるようになったら、次は添削サイトを使ってみましょう。プロに一方的に添削をしてもらうのではなく、世界中の人がお互いに添削をしあうサイトがおすすめです。この添削サイトの良いところは、他人の努力が実感できるところです。遠く離れた国の人がつたない日本語で書いた文章を見たら、「自分も頑張ろう」という気になりませんか? 間違った日本語を添削することで、「自分も間違った英語をどんどん発信していいんだ」と思えるはずです。

日本人が英語ができるようにならないのは、間違えることを恐れて積極的に発言しないせいもあります。しかし、間違えたり恥をかいたりしたことの方が強く記憶に残るものです。本当に英語を覚えたいなら、完璧でなくても発信してネイティブの方に直してもらうのが何よりです。添削サイトには無料のものもあります。これを活用すれば、手っ取り早くて安上がりでなおかつ外国人の知り合いもできて、一石三鳥ではないでしょうか。