勉強は社会人になってから始めた方がトク!忙しい大人の勉強法!

勉強の大敵、「飽き」に打ち勝つためのアラーム活用法

勉強が嫌いな人は、いくら理屈で「した方が良い」とわかっていても、ついつい始めるのが億劫になってしまいがちです。机に向かってテキストを開く気になったなら、集中するためにタイマーを使うのは効果的です。それ以前に「机に向かう気にならない」という方も多いのではないでしょうか。そんなときにはケータイやスマホに付属のアラーム機能の活用がおすすめです。アラーム機能を使えば「勉強したの?」と急かしてくれる親や先生の代わりに自分で自分の背中を押すことができます。

スマホにはいろいろなアプリがあります。しかし、毎日決まった時間に合図をするだけなら、従来からあるシンプルなアラーム機能で充分でしょう。毎日同じ時間に始めることが難しいなら、「帰宅してから3時間後に始める」など自己流のルールを作って、帰宅したらアラームをセットする習慣をつけましょう。アラームが鳴ったら、とりあえずテキストを開きます。このとき「1時間勉強する」と決めてしまうと気が重くなるなら、そういった決まりはいりません。

勉強時間は何分でもかまいません。タイマーで時間を測って勉強すると集中力が高まりますので、できればタイマーを使いましょう。ケータイやスマホにはたいていタイマー機能が付いているはずです。人の集中力は15分しか続かないと言われています。なのでタイマーは15分にセットされてはいかがでしょうか。あまり長時間にすると疲れてしまいますし、「15分だけならできそう」と感じられたら第一関門は突破です。

「勉強時間15分」では短く聞こえますね。しかし、嫌いなことをするには長い時間です。それに15分であっても、「やる」のと「やらない」のとでは大きな違いです。やっていれば少しずつでもテキストや問題集のページは進んでいきます。全くやらなければ、何も進歩はなく、わずかに覚えた知識ややる気さえ、次第に薄れてしまうでしょう。「アラームが鳴ったらとりあえずテキストを開く」、それが習慣化できるかどうかで1年後に差が表れます。

勉強したかどうかは手帳にメモしましょう。15分を1セットとして、何回できたかを書くだけなら簡単です。もちろん無理をしてたくさんこなす必要はありません。むしろ「0と書くのは忍びない」と感じられれば成功です。嫌々ながらでも続けていれば、徐々に内容になじみができてきます。そうなれば以前より苦痛が減って、15分が短く感じられるようになるでしょう。くれぐれも、スタートダッシュで力尽きてしまった、なんてことのないように配分を考えて実践してください。